県内の同業社って客先の要求に関係なくサーバでもクライアントでもWindowsベースの物しか提案しないところが多いですね。金儲け、他ソフトとの連携、蓄積したノウハウを考えたら正解なのかもしれないけれど、実際保守をやるとWindowsOSの面倒だけで疲れ果ててしまうのは想像つく事ですね。なので大抵は放置されていてウィルスに感染してみたり不定期なクラッシュと言うのが多いですね。たどり着く一時しのぎとして良く見かける方法として夜間サーバをリブートするなんてのを良く見かけます。しかし24時間止められないような工場や病院などはこれが出来ないので不定期クラッシュはユーザも保守側も大変なんですね。こういう苦労を沢山したユーザ側はWindowsにウンザリで当然リプレースしたくなるわけですね。それで最近そんなユーザの案件があったのですが、他社は客先のそんな経緯は気にしてないかWindowsベースで提案してきていてアングリしました。私はサーバにLinuxでクライアントはブラウザにしてクライアントはOSに依存しない物を提案しました。とりあえず結果として私の見積が一番高かったそうですが採用になりました。他社はLinuxなどは自社でサポート出来ないからと言うのが本音だそうでオープンシステムだと保守を委託するのでトータルとして高くなってしまうとか言ってたそうです。なんかWindowsより簡単だと思うのだけど田舎だとマニアな一般ユーザはかなり使っているけど、同業社が仕事ではあまり使ってないのかもしれないと感じてしまう出来事でした。しかし客先の経緯を考えたらこのケースでWindowsは提案しないと思うんだけど・・・
田舎は技術者も少ないのかな?
IDCによると、2003年にLinuxがMac OSを上回り、第2位のデスクトップオペレーティングシステムとなっていると伝えています。
第2位といっても10%以下だからダメってことなのかな、世の中は?
そもそもフリーなので購入する人があまり居ないので利用者数の把握はディストリが売れた数から算出するので少ないんでしょう。実際にはもう少し多いと思います。あとデスクトップとして使いやすくなったのはここ数年と言うのもあるかもしれません。自分もOpenOfficeの登場まではデスクトップとしては使っていませんでしたからね。またブラウザそれに関連するマルチメディア系のソフトも充実してきたので、これからがデスクトップで使う人が増えるかどうかのスタートかと思っています。TurboLinuxがTurboLinux10でデスクトップ重視のパッケージを出してきましたが、それは先に述べた理由からだと思います。あと実際の市場ですがサーバー周りはあきらからにLinuxが猛烈に増えています。これはWindowsよりもセキュリティ関連の修正が早い事とアップデートが簡単な事からじゃないかと想像しています。また同じハード上でデータベースなどを動作させた場合のパフォーマンスの良さも大きいと思っています。ユーザも賢くなったので良い物が裏方では売れるようになったわけですね。