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shizuka プロデュースvol.1
「女三匹」公演終了記念
スペシャルインタビュー


女を演じる女 と あおきさやか
 
 


自らプロデュースされた朗読劇。「女三匹」
公演の熱気から冷めたのも束の間、新たなる仕事に燃えているさやかさん。
今回の公演について、今、改めた語ってもらいました。
SA..!でしか読めない、公演裏話ですよ!

 
     
 
 

女をやりたい!!

− 今回の二人語り、お相手の中川さんをさやかさんから誘ったということですが、いつごろから暖めていた企画だったんですか?
テーマや演目については、どのように決まっていったのですか?



◆ 中川亜紀子ちゃんとは、TARAKOさんのお芝居の時に出会ったのですが、その頃から、亜紀子ちゃん良いなぁ、いつか一緒に何かやりたいなぁ。とは思っていたのです。

 そして、たまたま、去年の夏のrenma.vol.4が終わった後、一ヶ月くらいたって、「女」をやりたい!!と思って、10月くらいに亜紀子ちゃんに「一緒にやらない?」と誘いをかけました。

 その後、せっかく女のものをやるならば、二人でやるならば、いっその事、オリジナルを書いてもらおう!
と思い立ち、やはり、違うお芝居で出会っていた、たかはしいくこちゃんにお願いしました。

 彼女は、映像方面のシナリオを勉強していたので、語りの脚本は初めてと言うことで、二人で、何度も何度も打ち合わせをしました。その度に寝る間を惜しんで書いてくれ、しかも、私が無理な注文を付けまくったにも関わらず、良く答えてくれました!!

 いくこちゃんの作品の方向性が決まった所で,他の作品選びを始めました。
バランスを見ながら、本当にやりたいものは何なのか、試行錯誤の上、今回のShizukaプロデュースが出来上がっていったのです。

 まさに、あおきの「今」。が凝縮された舞台だったのではと思います。

あおきの今・・・



onna3biki



 

心の琴線に

− 公演前 「男性にはきびしいかもしれない作品です」 といわれていましたが、実際には男性客が大半でした。
もうちょっと、同世代の女性に聞いて欲しかったとか?
ありませんか?


◆ う〜ん。そうですねぇ。確かに女性に聞いてもらいたいっっ!!
と言う気持ちもありましたが、女性にしか解らないかもしれない痛みを男性にも知ってもらいたい、考えてもらえたら。という気持ちもありましたね。

 また、何かしら、どこか心の琴線に触れる要素をたくさん含んでいた作品群だったのではと思っています。

 でも、「すしあざらし」の監督さんには、初めて、人間をやってるあおきさんを観たのに最初があれじゃぁ・・・こわいよう。と怖がられてしまいました・・・。



onna3biki



人の声は、心を揺さぶる音楽

− 前回のrenma公演と異なり、本来の語りの姿に立ち返ったような印象を受けました。このあたりの違いは意識されたんですか?
衣装に関しては、前回よりも楽だったことでしょうね。


◆ はい。私のやりたかったことをやりました。

人の声には力がある。人の声は音である。人の声は、心を揺さぶる音楽である。
と思う私は、今回、声で魅せる事をしたかったのです。

声が重なる。追いかける。止まる。気持ちが重なる。そして離れる。

 気持ちの移行が二人の中でスムーズに流れて、聞いている人にも違和感を与えないように、『綿菓子』にしろ、『やわらかな鎖』にしろ、気持ちの表現に重点を置きながら、どう聞こえたら、人の耳に気持ちが良いだろう・・・と何度も修正を加えました。

 ハモったり、童謡がフェイドインして、フェイドアウトするタイミングとか、どこから入れるのが、より心に効果的かとか三人で寄ってたかって意見を出し合い、何度も試してみました。そうした事がとても楽しかったです。

 また、衣装に関しては、服飾の学校に通っている、デザイナーの卵の竹沢彩子ちゃんにイメージを伝えて、こうしたいのっっ!と我が儘を言い、作ってもらいました。
 語りに重点を置いていたので、あまり主張しない色のワンピースで、でも、竹沢さんの個性の出るものを。
 と言うことで、あの形に落ち着きました。小物で、作品ごとに差を付けよう!と小物も作ってもらいました。



onna3biki



 

女三人寄れば、大抵(笑)

− コジコジファンには「次郎くんは心の恋人なのだ」というフレーズがかなりウケていたのですが、さやかさんご本人も密かにウケていたそうで。
稽古中の楽しいエピソードなどありましたらおねがいします(笑)


◆ えーそりゃぁもう!!色々楽しいことがありました。
 女三人寄れば、大抵楽しいもんです。ええっ!

 何かある度、ねずみのチヨコの「やめなよ〜」をチヨコの声で言うのが流行ったり。
 ワニの花子がチヨコを「帰ってよう」と投げちゃってチヨコが悲鳴とともに水に落ちちゃうのは実は、「女一匹」の原作には無いんです。三人で話しているうちに「ポチャン」て落ちたら可笑しいよね!! と言って、出来ちゃいました。

 綿菓子の中の、夕飯のメニューを色々変えてみたり。(本番はビデオが回ってたので止めましたが。)

 銀小に入ってから、場当たりの時にやわらかな鎖の史美の叫ぶ前の語り部分で「部屋を出るいしの後ろ姿」というのがあるのですが、「部屋を出るうしの後ろ姿」と勢い余って真剣に言ってしまい、みんな大爆笑!! だったり。
 牛が。牛が。部屋を出てく〜!!と想像しやすいだけに可笑しかったようです。



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制作って体力ないとやれませんね

− プロデューサー青木静香としては、第一作ということになりましたが、なにか大変だったことはありますか?
そういえば、前回のインタビューでは「新しいことに挑戦していきたい!」と語られていましたね。


◆ う〜ん。今となっては、全て良い経験だったなぁ。と思ってしまうのですが、確かに、全てが大変でした。だぁって、みんなが自分に聞いてくるんだもん。(当たり前)

 今まで出演はしていても、制作方面にあまり明るくなかったので、今回改めて、制作って大変&大切!!
と言うことが身に染みました。でも、面白かったですよ。
色々な方が惜しみなく協力してくれましたし。感謝感謝です。

 いやぁ、でも体力無いとやれません。と実感しました。
 初めてのことばかりだったから、余計かもしれませんね。
 次は今回の経験を生かして、もっとスマートにかっこよく!?出来ると良いですね。



onna3biki



 

むくむくと力が湧き上がって

− 今後、青木静香脚本作品や、一人語りを期待する声もありますが、いかがでしょう?
今後の抱負なども含めて、ファンの皆さんにひとことおねがいします!


◆ どうでしょう!?ひとりは心細いですぅ。(笑)
 これからはどうなるかわかりません。でも、その内にまた血迷って途方もないことをするかもしれません。
 ほんとに突然。やろうっっ!!とむくむくと力が湧き上がっていろんな人を巻き込んで事が大きくなっていくのです。
 今回がそうでした。

 なので、今は力を溜めているのだと思います。
 また次の良いものを目指して!
 それまで皆さん!!忘れずに待っていて下さいね。
 もしかしたら、次回は女が増えているやもしれませんよ!?

 また、皆さんにお会い出来ることを心の糧に精進していきますので、
 これからも応援よろしくお願い致します。

あおきさやか。



renma



百介今は、力を溜めている時期というさやかさん。
これからはコメットさんのレギュラーも始まります。


ますます活躍が期待されるさやかさんに、最大限の声援を!!
 
   
(2001年8月吉日)
 
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